ナイキのランニングシューズの「エア ズーム ストラクチャー 22」のレビューを書いてみます。
あまり多くのランニングシューズを履いてきた訳でもない、初心者に近いランナーのレビューなので鵜呑みにせずあくまでも参考程度に読んでほしいと思います。
去年の6月に購入した割にはまだ80kmほどしか走っていませんが、現段階で感じたことを書いていきたいます。記事は新たな気付きがあり次第更新していくつもりです。
ズームストラクチャー22の特徴やオススメポイントなど
自分はズームストラクチャー22はジョグシューズとして購入しました。アウトレットで7000円くらいでした。重さは326g (メンズサイズ28cm)と重量感をけっこう感じますが、あくまでジョグで履くシューズということで、かえってこれくらい重さがあったほうがスピードを出し過ぎることがなくていいかなと思いました。
公式サイトよりも大分安かったのと、このカラーのデザインがとても魅力だったのも購入した理由にあります。
ソールが硬めで接地の安定感がある
ソールは厚めですが、履いてみると意外なほどソールは堅くて着地した時の接地に安定感を感じます。
自分は過去に膝痛(腸脛靭帯炎)に悩まされて、その主な原因となるのがオーバープロネーション(過回内)とされています。簡単に言えばランニング時の足の接地する際のブレが大きいほど、膝痛など怪我のリスクが高くなるとされていますが、
ズームストラクチャー22は足の接地がフラットな感じで、ブレを軽減しやすく、膝痛などの怪我のリスクを抑えてくれそうな気がします。(実際は不明です^^;)
けっこう厚底ですがソールがハードで、体感的にはあまりクッションは感じず、柔らかいクッショニングが好みの方には最初は違和感があるかもしれません。
反発性はそれなりに感じますが、重さがある分スピードが自然に上がる感じはありません。
ナイキのシューズにしては幅が広い?
ナイキのランニングシューズにしてはズームストラクチャー22は幅が広くワイドモデル?と感じるほどです。
ナイキの中でも特にタイトな造りとなっているスピードレーサーと比べると分かりやすいです。
自分は基本はランニングシューズは26.5cmを履いていて、購入したズームストラクチャー22も26.5cmなのですが、ワンサイズ小さいほうが良かったと今は感じています。
というのも、実際に履いて10km走をしたら、踵の内側が靴擦れでマメができてしまいました。ショップで履いて歩いた時は特にフィット感やホールド感も問題ないと感じ、分からなかったのですが、履いて走ってみると少し踵が浮く感覚(カポカポするなどと言われます)があります。
厚手のソックスを履いて、かなりきつめに靴紐を結べば靴擦れは問題なくなりましたが、スピードを少し上げて走ると若干ですが踵のホールド感が甘く感じて、少しカポカポしてしまいます。
普段よりもワンサイズ小さくしていれば、こういったこともなかったかもしれません。やはりこの辺は履いて実際に走ってみないと分からない部分も大きいので難しいです。
逆に言えば、足の幅が広めで他のナイキのランニングシューズが合わない人でもフィットしやすいかもしれません。
一番のオススメポイントはデザイン?
これは完全に個人的なセンスに左右されることですが、デザイン的には数あるランニングシューズの中で一番カッコいいなと自分は思います。購入した理由もデザインが気に入った部分が大きいです(笑
正直、これまで80kmくらい走りましたが、サイズも含め自分に合っているか未だに疑問で、他にジョグシューズを買おうか検討中です。
ただ、デザインがとても気に入っているので、時々普段履きにも使っていますし、今後マラソンの大会やレースに出場する際の移動履き?やアップシューズとして使えそうだなと思います。
ソールが厚いけど堅い感覚は他に持っているシューズにない感覚で、走っていて面白いので、アクティブレストの時など時々履いて走るようにしてもいいかなと。
カラーが多いのでカラーにもよりますが、デザインがオシャレなのは一つの魅力だと思います。シューズのデザインも走るモチベーションになる人にとっては特に!
ズームストラクチャー22がオススメな人
ズームストラクチャー22は326g (メンズサイズ28cm)と重さがあるので、やはりジョグシューズやアップシューズ用なのかなと思います。
一度スピード練習でも使ってみて、1km3分30秒くらいでも走れましたが、やはり重さがある分他の軽量なシューズで同じペースで走るよりも少し力を入れる必要がありました。トレーニングとしてはそれもアリなのかもしれませんが、スピード練習(ポイント練習)向きではないと感じます。
自分としてはキロ4分30秒くらいのペースになると少し踵が浮いてしまう感じで、それくらいのペースで長い距離を走ると踵が靴擦れしてしまうので、キロ4分40秒以上のペースでのスロージョグやLSDで履くのは丁度いいかなと思います。
エリートランナーでもアップシューズとして使っている人が多いようですが、サブ4を目標とする人やそれ以上のペースで走る人にとっては、普段のランニングに使うのもアリなのかもしれません。レースで履くシューズとしては重さがネックになりそうです。
リアクトインフィニティランのほうがオススメ?
同じナイキのシューズで丁度明日発売される「リアクト インフィニティ ラン」はズームストラクチャー22と比較して、ランニングの怪我を52%軽減されたそうです!
双方メリットとデメリットはあると思いますが、怪我が多い人で今ランニングシューズを買うなら「リアクトインフィニティラン」のほうがいいかもしれません。52%とかいうデータを見せられると自分も欲しくなっちゃいます^^;
最近もズームストラクチャー22で10km近くジョギングしましたが、少し前に発症して完治したと思われたシンスプリントが再発してしまいました。ストラクチャー22が原因とは限りませんが、やはり自分には少し合わないのかもという気持ちが強くなってます・・・
ズームストラクチャー22の耐久性
最後にズームストラクチャー22の耐久性についてですが、重量がある分、所々補強がしっかりされていて、耐久性に関してはかなり高いと思います。
まだ100kmも走ってないので明言はできませんが、アウトソールも丈夫でけっこう厚めですし、アッパーもそう簡単には破れたり穴があいたりはしないような造りになっています。ヒールカウンターも丈夫でホールド感も落ちにくいと思います。
ミッドソールもハードなので、そうとう走らない限り性能が極端に落ちるということもないように感じます。
ジョグ向きなシューズということもあって、耐久性は高く、かなり走れるんじゃないかと思われます。
今後もこのシューズで走り込むかは微妙ですが、ズームストラクチャー22で走って消耗度に変化があれば随時記事を更新していく予定です。