ナイキのエアズームエリート9のレビューとなります。現段階でまだ100kmほどしか履いてランニングしていませんが、率直な感想などを自分なりに書いてみたいと思います。

ズームエリート9のレビュー

前足部の型が特徴的?

まずズームエリート9は前足部が他のシューズと比べて丸み大きく特徴的な形になっています。ナイキのシューズにしては前足部の幅も厚みも余裕があるように作られているということです。ぱっと見た感じでもつま先の形が特徴的なのが分かります。

ズームエリート9のレビュー

ワイドモデルではないですし、単純に「足幅がある人も履きやすい」ということではないようで、口コミを見てみてみても合う合わないがハッキリと分かれる前足部の型になっているようです。他のナイキのシューズと差別化されているようなので、今までナイキのランニングシューズを履いてきた方でも、試着は必須なシューズだなと思います。(どんなシューズでも試着は絶対にしたほうがいいですが)

ズームエリート9の感想

私的にもジャストフィットという感じではなく、少しつま先部に幅も高さも余裕があり過ぎるような気もします。もしかしたらサイズもワンサイズ小さいほうがいいのかも。踵のホールド感や全体的なフィット感も悪くはなく十分に走れるレベルではありますが、やはり前足部の型が特徴的なシューズだなと感じます。

ズームエリート10だと前足部は9に比べれば平均的な型になっているようなので、9より10のほうが履きやすいかもしれません(10は試着したことがないので実際は分かりませんが)

トレーニングにもレースにも使える汎用性の高いシューズ?

履いて走ってみた感想としては、エリートランナーでないならスピード練習にも使えそうですし、軽量なのでレースシューズとしても使えそうだと思いました。

ズームエリート9 走ってみた感想

一応、レースシューズとして売り出されたシューズのようで、見た目はあまり耐久性は高くなさそうに感じますが、100km近く走っての消耗度を見ると意外と耐久性もありそうで、練習用のシューズとしても長く使えそうです。

良い言い方をすると汎用性の高いシューズ、悪い言い方をすると全てが中途半端なシューズといった感じでしょうか。まだこのシューズの走った際の特徴をイマイチ掴みきれていないのが正直です。しいて言えば、前足部を踏み込んだ時に少し沈む感じでクッションと反発を感じるのが特徴かなと思います。

ズームエリート9のレビュー

軽量性やクッション性や反発性、フィット感や耐久性など、どれもナイキの中での平均的な感じなのかなと思いました。まだランニングを始めて1年も経っていない、ナイキのシューズもそれほど履いてない奴が何を知ったようなことを言っているんだという感じですが、口コミや自分の履いて走ってみた感覚からそこまで間違っていないような気がします。

個人的にはインターバル走などスピード練習(ポイント練習)の時に重宝しています。距離走の時も使っていますし、練習用のシューズとしてこれからも履いていくつもりです。400kmくらいは走れそうな気がします。

アウトレットで4999円で買ったので、それを考えれば凄く良い買い物だったと思います。

※2019年1月7日追記

スピード練習(ポイント練習)はアディダスの匠戦やナイキのスピードレーサー6でするようになったので、エリート9は主に距離走に使うようになりました。300km近く走ったことでアウトソールの擦り減りも目立ってきたので、そのうちジョグシューズとするかもしれません。「汎用性の高いランニングシューズ」という感想は変今も変わりませんが、より質の高いスピード練習をしたい場合には、他のシューズを選んだほうがいいかもしれません。例えば400mのインターバル走をした場合でも、自分の場合だとエリート9より匠戦やスピードレーサー6で走ったほうが1~2秒近くタイムが速くなります。その時のコンディションにもよりますが、やはり単純にスピードを出す点では劣ります。(人にもよりますが)

ズームエリート9の耐久性は?

ハッキリ言ってまだ初心者レベルの自分がランニングシューズとしてのパフォーマンス性(機能性)のことを書いてもあまり参考にならないですが、耐久性に関しては少しは参考になると思います。

まだ100kmほどしか走っていませんが、大きな消耗はあまりなく、耐久性はナイキのレースシューズとしては高いほうなのかと感じます。

ズームエリート9の耐久性

ズームエリート9の耐久性

すり減りもまだあまりなく、アウトソールの耐久性はなかなか高そうです。

アッパー素材は継ぎ目がなく薄くて見た目は耐久性は低そうに見えますが、触ってみるとけっこう硬いですし、今のところ消耗も見られず意外と耐久性はありそうです。

ズームエリート9 アッパーの耐久性

ストリーク6と比べてもアッパー素材が硬く補強されているようなので、ストリーク6やヴェイパーフライ4%などのレースシューズと比べると軽量性や反発性は落ちる分、耐久性は高く作られているようです。

極端に足幅が広かったり形が合わなかったりする場合でなければ、練習用のシューズとしても長く使えるランニングシューズなんじゃないかと思います。

※これから走行距離が増えていくにつれ、大きな消耗があれば追記していくつもりです。

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