前回の記事でランニングやジョギングのダイエット効果について、経験を元に個人的な意見を書きました。
⇒ ランニングはダイエットに効果的なのか?1年以上続けた個人的結論
結論を簡単に書くと「ダイエットだけを目的にランニングやジョギングをするのは不効率だからオススメしない」という感じです。
他にも「ダイエット目的でも走り始めると意外と楽しくなってハマる可能性もある」それによって「より速く、または長く走れるようになりたくなり、その結果自然と食事制限したり結果的にダイエットに成功するかも」という感じのことも書きました。
詳しくは前回の記事を読んでもらえたらと思います。
そして前回の記事の最後に、自分が実践して実際に効果があった「ランニングよりずっと痩せるおすすめダイエット方法」があるということも書いたのですが、今回はそのダイエット方法について、写真も載せて書いてみたいと思います。
糖質制限は短期間でも効果がある
糖質制限
ズバリ答えはこれです。今更感が凄いですが、やってみると短期間で効果が出て驚きました!
これは1月23日に撮った写真で、前回撮った時(去年の11月6日)とパッと見はそんなに変わりないのですが、体脂肪率が3%くらい落ちています!全体的に少し体が引き締まりましたし、特に下腹あたりが凹み、腹筋の割れもハッキリとしてきました!(前回は夜に撮影し、今回は明るい時間に撮影したので分かりづらいですが)
⇒ ランニングはダイエットに効果的なのか?1年以上続けた個人的結論
ランニングや筋トレをしてきて、ある程度までは体重も体脂肪率も落ちていたのですが、途中からあまり変化がなくなりました。
痩せれば痩せるほど、体脂肪率が落ちていけば落ちていくほど、それ以上落とすのは難しくなっていくものなので不思議なことではないのですが、特に体脂肪率に関しては、自分はランニングや筋トレの量や強度を上げても18%くらいからなかなか落ちない状態が続いていました。
それが、糖質制限を始めてから1週間くらいで15%くらいまで一気に落ちました!体重も2キロくらい痩せました!元々痩せている状態からこんなに短期間で効果が出るとは驚きました!
もちろん、その間に大きくランニングや筋トレのメニューを変えたということはありません。今までと同じようなマラソン練習の内容やルーティーンでしたが、糖質制限をしたことで明らかな違いが出ました!
痩せていても実は体脂肪率が高い「かくれ肥満」などと言われる人は、皮下脂肪が少なくても内臓脂肪が多いのが特徴ですが、私の場合もまさしくそうだったようです。原因は糖質の摂りすぎにありました。
糖質制限がダイエットに効果的で健康にも良い理由
糖質制限はダイエットにとても効果的で、さらに健康にも良いとされています。
これに関しては反論のある人も少なくないかもしれませんし、私も医者でも専門家でも何でもないですし、ここで糖質について詳しく書くのは控えます(ただ面倒なだけです)
正しい知識や糖質制限の実践方法などは、この本を読むことをオススメします。
糖質制限ダイエットについての本は沢山あり、自分もけっこういろんな本を読んできたのですが、この本が一番分かりやすく説得力もありました。
炭水化物大好きな自分にとっては最初は辛かったですが、3日くらいで慣れて今も継続しています。この記事を書いている2月6日で実践から1か月以上経ち、体脂肪率は15%を切りました!
年末の12月20日くらいから始めて1週間で大きな効果があり、年末年始の12月28日~1月5日までは気にせず好きな食事や飲酒をし、それで一度体脂肪率は18%くらいに戻ったのですが、1か月でまた戻せました!ちなみにこの1か月の間でも飲み会などで4日くらいは好きなだけ糖質を摂った日もありました。
完全に糖質を控える必要はなく、実践方法というかカリキュラムのレベルも分かれていて、自分に合った無理のない範囲で実践できてオススメです。
脂肪分は気にしなくても体脂肪は落ちる
糖質制限をして体調を崩してしまう人の多くは、糖質だけでなく糖質に合わせて脂質も制限してしまうパターンだと思います。
「脂質も落としたほうがより効果的」あるいは「脂質も減らさないと意味がない」などと考えてしまうのですが、糖質も脂質も摂らないと体のエネルギー源がなくなってしまいます。実は人間は糖質がなくても脂肪をエネルギーにできます!
糖質を制限すれば脂質は気にしなくても体脂肪は落ちますし痩せます!私も実践して脂質は全く気にせず、むしろ脂肪はかなり摂りましたがそれでも体脂肪率が落ち体重も落ちました!
もちろん、それで貧血になったりとか、元気が出なかったり生活上での問題も特になく、むしろ前よりも集中力が上がりエネルギッシュになったように思います。普通にスピード練習などのランニングやウェイトトレーニングなどハードな運動も問題なくこなせています!
ランニングも糖質制限も試してみるのが早い
以上、ダイエットして痩せたい方にも、マラソンなどランニングでタイムを縮める為に体重を落としたい方にも、糖質制限はオススメです。
自分は元々甘いものも好きですし、ビールも好きで毎日飲んでいましたし、何より炭水化物が大好きだったのですが、今思うと、それではどんなにランニングや筋トレをしても体脂肪率はなかなか落ちないのも当然でした。
特に夕食はご飯だとどんぶり茶碗の大盛2杯以上、ラーメンなら大盛は当然、特盛があるなら特盛、自分でスパゲティーを作る時は、パスタ500g以上を一食で食べているほどでした!ちなみに一番食べられた時期でご飯を1食で5合食べられました。
それくらい炭水化物大好き人間だったのですが、意外とやってみると短期間で慣れて、そして継続できるものでした!
ちなみに、糖質制限を始める半年前くらいから、夕食のお酒(殆どはビール)を飲むのをやめていて、酒を飲むのは1か月に1回か2回くらいになっていたのですが、それだけでは体脂肪率も体重も落ちませんでした。ビールの分の糖質が減っただけでは全然足りなかったということです。量にもよりますが、少なくとも体脂肪や原料に関してはアルコールよりも重要なのは糖質ということです。
ランニングとお酒、ダイエットとお酒についても後で気が向いたら記事に書いてみようかなと思います。
最後に書いておきたいことは、ランニングに関しても糖質制限に関しても、何でも試してみるのが一番分かりやすいですし早いと思います。
大変そうに感じてもやってみると、何かしら変化があり意外なほど楽しかったり、思いもよらない気付きや効果があったり、自分で試してみないと分からない部分も多いです。
一つ注意したいのは、間違った方法では効果が望めなかったり、身体を壊してしまったりすることもあるので、ある程度の知識や正しい方法は最初に知っておいたほうが無難です。
例えば、炭水化物を減らしてもジュースとかお菓子で砂糖を沢山摂っていたり、野菜でも糖質の多いイモ類などを沢山食べていたり、結局糖質を制限できていないなど・・・
それで「糖質制限したけど効果なかった!」などとガッカリしてしまう人もいるようですし、着実に効果的な実践をしたい場合は是非本を読んでみてほしいと思います。
方法論だけならネットだけでも沢山見つかりますが、専門の医師の方が書いた本のほうがメカニズムもしっかり分かり説得力もありますし、実践に移りやすいです。